空気を読む 研ぎ屋
年末のサロンワークに向けて
先日ハサミをメンテナンスに出しました
もうかれこれ10数年愛用しています。
「ハサミのメンテナンスは人柄で決めてる」事が多く…
ここ何年もずーっと同じ研師さんにお願いしています。
パッと見やる気のなさそうなオヤジ
そんな、感じです。
同じハサミ、セニングを1本づつ持っていて、研ぎに出してメンテナンスして
というサイクルです。
初めて依頼をした時も
「割りと空気読む人」
という印象で…
だいたいのハサミ屋さんって
めちゃ忙しい昼間に現れてドガッ!とハサミ開いて「切ってみて!」みたいなスタンスでなく…
サロン状況見て、現れて忙しそうならすぐ帰る。んで落ち着いた頃アポ入れして現れる。
など、当初から空気読み系な売り手で好感を持ってました。
接客業は何でも同じだと思うわけなんですが、そういった部分の気遣いが
「無頓着そうに見えるスペシャリスト」
みたいな所がむしろ…
「美容師としての自分の理想像と重なって」
長年お付き合いしている所があったと思います。
「ハサミ」というものはスピリチュアルな部分もあると思っていて…
ハサミ職人マインドはもちろんだけど販売してる人のマインドも宿る。
そんな感覚で。それに被せる様に自分の美容師マインドも宿る。
そうしてお客様に技術提供される。
そういった前記述から…
デザイン、切れる切れない。という判断基準だけではなく…
【空気読めるハサミ】
みたいな魂を勝手に感じちゃって重宝しています。
今回も最高の研ぎ具合いでした。
さて、今日も楽しみます✂︎
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