活気を与える陽気な音楽

9月も終盤皆さまいかがお過ごしでしょうか?
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋
たくさん目白押しですが
本日は音楽をテーマに🎵


戦後、アメリカ軍の空爆ですっかり焼け野原になった日本で、
何もかも失って餓えずに生きていくことだけで精一杯であった人々を励ましたのは、
まさかの
敵国だったアメリカで生まれた陽気なビートだった。
作曲家の服部良一は敗戦の悲嘆に沈んでいる日本人に、力強くて活力になる音楽を提供することが音楽家の仕事だと考えていたそう

焼け跡となったうらさびしい銀座を歩いているとき、偶然に聞こえてきた「星の流れに」から連想したのはブルースだったが、服部が「焼け跡のブルース」というのはどうだろうと口にすると、ジャズ評論の第一人者で作詞家でもあった野川香文から、
「今はブルースを作る時期ではない、ぐっと明るいリズムで行くべきだ」と言われた。
その瞬間、それならブギウギがいいと思いついたのだった。

アンドリュー・シスターズのヒット曲、「ビューグル・コール・ブギウギの楽譜を手に入れて、そこでブギウギと出会っていた。
ピアノで演奏されるブギウギは、ブルースが内包してるダンス音楽的な要素を前面に打ち出したビートが主役で、左手が1小節に8個のビートを刻む点からも、明らかにロックンロールの原型


笠置シヅ子さんが歌った「東京ブギウギ」は、1948年に発売されて大ヒットする。不幸や不安、苦しみや哀しさをバネとする前向きなエネルギーは、アメリカの黒人音楽から生まれたビートやグルーヴを受け継ぐものだ。

有名な作詞家の阿久悠は12歳で初めて
「東京ブギウギ」を聴いたが、
「これはただならない世界だという衝撃を感じた」という。

十二歳の少年に、まるで初めてアルコールを飲んだ以上の混乱を与えたぐらいとも

おそるべしブギ🕺

何か明るいものを、心がうきうきするものを、平和への叫び、世界へ響く歌、
派手な踊り、楽しい歌……。

なんだか、明るいニュースが少ない
世の中ですが
日本も昔はみんなこぞって
盛り上がって楽しんでいた時代もあるということを
改めて知りました。
私は昭和に生まれ平成をイケイケ(死語)に
過ごしてきた年代ですが
酔っ払った帰り道
なんだか口笛吹いてしまう、そんな一曲


まだまだ昭和もすてたもんじゃないな

CALM HAIR

カルムヘアー 京成志津駅歩いて5分 オトナのためのリラクゼーションサロン ☎︎043-371-7530

0コメント

  • 1000 / 1000